バカいうな!
ショックだった。 見ず知らずの人の何気ない一言が胸にぐっさりきた。
「味噌汁みたいなラーメンだな」
知らない人だけど、どこから出てきたかは知っている。私の好きなラーメン屋からだ。 私は好きなラーメン屋の前をたまたま通りかかったときに、その言葉が聞こえてしまったのだ。 私はそのときラーメンを食べに来たわけではなかったが、まるで自分の大切なものを否定されたような気持ちとラーメンが結びついた記憶になった。
でも、その言葉の意味は何だったのだろう? 「味噌汁みたいに美味しいラーメンだった」という意味かもしれない。 それとも、「味噌汁に麺を入れただけのラーメンだった」という否定的な意味なのか。 真意は分からない。
そもそも味噌汁といえばカツオ出汁。 私の好きなそのラーメンは札幌ラーメン。 札幌ラーメンといえば、鶏ガラや豚骨ベースのスープが一般的だ。 私は魚介出汁のラーメンが苦手で、複雑な味よりもシンプルな旨味が好きだ。
ラーメンの味にはさまざまな種類がある。 「とにかく色々入っているんだろうな」と感じるラーメンもあれば、 「これは美味しいのか、不味いのか?」と迷うものもある。
でも、問題はそこではない。 私はただ、自分の好きなラーメンにケチをつけられたことが気に入らなかったのだ。 ラーメンの味がどうとか、魚介出汁がどうとか、そんなことじゃない。 「好きなものを否定された」という感覚が、どうにも許せなかった。私は怒っている。
推しをバカにされた人って、こんな気持ちになるのかもしれない。
だからこそ、私は他人の「推し」には寄り添いたいと思う。 そう考えながら、チルドラーメンをすすった。
ラーメンを食べると、無意識に「自分の中の一番のラーメン」と比べてしまうことはないだろうか。好きなラーメンの記憶と一緒に引き出された過去の思い出。
チルドラーメンの価格は200円ちょっと。 それでも十分美味しいし、アレンジも自由自在だ。 野菜をたっぷり入れれば栄養バランスが整うし、 茹で卵や豚肉を加えれば、タンパク質もしっかり摂れる。 最強でしょ。
考えてみると、私は味噌汁が大好きだ。 だから、あのラーメンが好きなのかもしれない。 認めたくはないが、私は意外と影響されやすいのかもしれない。
それでも、相手の意見を尊重しつつ、自分の好きなものをしっかりと持ち続けたいと思う。
今週のお題「ラーメン」。読んでいただき有難うございます。